人材派遣・人材紹介サービスでは登録者とのやりとりが日々発生します。やりとりの手段は電話やメールが多いかと思いますが、登録者と話せるまで何度も電話をかけなければならない、返信が必要な内容をメールで送っても反応がないなど、手間も時間もかかります。そこで、そんな課題を解決するツールとして注目されているのがSMS送信サービス。この記事では、人材派遣・人材紹介サービス業が抱えている課題を改善するためのSMS活用ポイントについて紹介していきます。
目次
人材派遣・人材紹介サービス業の主な業務課題
登録者へ伝える主な内容として、面接会場の連絡や、新しい求人情報の案内などがあります。ここが疎かになってしまうと応募している企業と登録者のマッチングの機会を奪うことにつながり、徐々に利用が減少してしまうでしょう。
また、登録情報のアップデートも重要です。古い情報のまま更新せずにいると情報の鮮度が落ちてしまい、機会損失にもつながります。一般的に電話で更新できる確率は10%程度と言われ、効率はよくありません。また、メールでの連絡も他のメールに埋もれていて気づかない・メールアドレスが変更されていているなどの理由で効率的とは言えなくなってきています。
SMS送信サービスの活用メリット
このような課題を解決するのに役立つのがSMS送信サービスです。ここでは、そんなSMSの送信サービスのメリットを紹介します。
携帯電話番号で送受信でき普及率が高い
SMS(ショートメッセージ)最大のメリットは、携帯電話番号で送受信できるということです。LINEのようなアプリケーションのインストールは不要で、メールのような設定も必要がありません。また、スマートフォンだけではなく、携帯電話(ガラケー)にも送信できることも大きな特長です。つまりSMSは、携帯電話番号=送信できる宛先として活用できるのです。
メールに比べて到達率・開封率・視認率が高い
利用者の環境や判断で変更ができるメールアドレスとは違い、SMSは携帯電話番号宛てにメッセージを送るサービスです。送信する相手の契約キャリアに関係なくメッセージの送受信が可能であり、非常に高い到達率が期待できます。また、受信者側で端末に設定がされていなければ、メッセージの着信時にポップアップ通知が画面上に表示されるため、受信者からも気が付かれやすく、メールに比べて見てもらいやすいツールです。
電話と比べて効率的
電話連絡は当然ながら通話料金がかかるうえに、通話するためのまとまった時間が必要です。その点SMSはテキストメッセージを送るだけですので、電話代よりも安価に情報が送信できます。また、会話する時間もかかりません。また、SMS送信サービスであれば複数宛先へメッセージを一斉に送ることができるので、電話と比べて費用も時間も短縮できます。
人材派遣・人材紹介サービス業でのSMS活用事例
ここからは、人材派遣・人材紹介サービス業においてSMS送信サービスをどのような業務で活用できるのか紹介していきます。
面接の来場率アップ
求人情報を見て面接を申し込んだものの、欠席やキャンセルなどもあるでしょう。その中には当日の時間を忘れていた・別の日だと勘違いしていたという応募者もいると思います。そこで面接に関する情報をリマインダーとしてSMSで送信しておけば、当日のドタキャンや情報の行き違いを防ぐことができます。
休眠求職者への一斉案内で人材雇用を充実
手間なく一斉に情報提供ができるSMSは、退会はしていないものの、サービスを利用していない登録者(休眠求職者)の掘り起こしにも有効です。休眠求職者へ定期的に仕事情報を提供することで、利用率の向上が期待できます。
SMSの送信はAPIで効率化できる
SMS送信サービスの多くはサービス単体でも利用できますが、API(Application Programming Interface)を活用し、業務システムを連携させ自動化しておくとより効率的です。例えば、募集情報の更新通知や登録後一定期間が過ぎた登録者への契約情報更新の依頼、派遣先への集合場所や日時のリマインダ-など、さまざまな活用方法があります。
人材派遣・人材紹介サービス業でのSMS活用まとめ
ここまで説明してきたとおりですが、人材派遣・人材紹介サービスとSMSの相性は抜群です。SMSの活用で、登録企業と求職者とのコミュニケーションや業務の効率が改善できます。まだご利用でない企業様は、この機会に是非活用を検討してみてはいかがでしょうか。
SMS HaNaの特長
日本テレネットのSMS送信サービス「SMS HaNa」は、使いやすいインターフェイスと高い到達率で、お客様の業務課題を解決します。
「使いやすいに」特化した操作画面
電話番号とメッセージを入れるだけで使える「簡単SMS送信」を始めとした、「使いやすい」を追求した操作画面をご用意。操作に迷うことなく利用できます。
キャリア直収サービスで99%の到達率を実現
国内正規ルート経由によるキャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイル、楽天モバイル)直収接続で、到達率99%以上の高い品質を実現。
利便性を高める機能を用意
メッセージの差し込みの10か所対応、短縮URLの最短文字での実現やURLのクリック状況の計測など、導入効果を高める機能を実現しています。
API連携にも対応
Webの管理画面からのSMS配信に加えて、貴社基幹システムとのAPI連携によるSMS送信にも対応。用途に応じた配信方法が可能です。
SMS HaNaの導入事例
不動産取引業
顧客への案内をSMSで一本化!荷電業務を最小限に!
大阪府で不動産取引業を営むO社は、営業活動の一環として、取り扱う物件の案内を過去問い合わせがあった顧客へ電話で行っていた。しかし、電話に出る顧客は少なく、効率の悪い業務に。また、書類送付の案内や返信の督促も電話で行っており、「電話業務」自体が課題になっていた。
不動産賃貸業
「聞いてない」「知らない」をSMSで解決!
東京都で不動産賃貸業を営むA社は、物件の内覧希望者に対して、日程の案内や日時の変更対応を電話で行っていた。また、内覧当日には物件オーナーへの連絡も電話で行っているものの、つながらない、入れ違いなどの理由で訪問してもカギが開いていない、お客様が来ないなどのトラブルも度々発生していた。
自動車ディーラー
来店の予約にSMSを活用!
滋賀県で自動車ディーラーを営むS社は、各店舗に来店予約をしたお客様に対して、来店日の前日や、当日に予約確認電話をかけ、キャンセル、変更がないか確認していた。日中電話がつながらないことも多く、どうしても遅い時間帯での連絡なり、結果クレームになることも多くなっていた。メールで代用しようとも考えたが入力を嫌がる顧客も多く、連絡業務の効率化に頭を悩ませていた。
インターネット通販会社
SMSで休眠顧客の掘り起こしに成功!
東京都で美容商材のネット通販を営むM社は、自社通販サイトのリピート率の低下に頭を悩ませていた。商品案内としてメールマガジンを送っているものの、CVRは低迷。売上アップのためにリスティングやバナー広告などを出稿するも、結果は芳しくなく、新たなプロモーション方法を模索していた。
保険業
更新案内はSMSで「気づいてもらう」
東京都で保険の代理店を営むA社は、保険契約の更新に伴う書類の送付案内を電話で行っていた。重要な書類なため必ずお客様に連絡をする必要があったが日中はなかなかつながらず、時間帯や日にちを変えて何度も電話をすることに。業務上の大きな課題となっていた。
カルチャースクール
見てくれないメールから、見させるSMSへ!
新潟県でカルチャースクールを運営するA社は、実施する講座の変更案内をメールで行っていた。しかしメールの開封率は低く、変更前の日時に出席してしまうトラブルが多発。対応策として電話連絡を実施することとなり、業務の大きな負担になっていた。
調剤薬局
「服薬フォロー」はSMSで万全に!
福岡県で調剤薬局を営むY社は、改正医薬品医療機器等法により2020年9月から始まった「服薬フォロー」の義務化に対する対応を検討。荷電は人員不足、メールアドレスは取得率、郵送は届くまでの期間がかかるなどの理由で頓挫。効率的な手法を模索していた。