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集客力を今以上に向上させる広告のメリットとデメリット
店舗や企業のオーナーにとって集客は、とても気になるところです。集客にはさまざまな方法がありますが、どの方法が自社にとってベストなのか、迷うこともあるでしょう。 ここでは、集客方法のタイプとそれぞれの特徴について考えてみましょう。
集客力の向上は、収益向上の最短コース
収益を高める方法はいろいろありますが、その中でも重要度が高いのが集客です。より多くのお客様に来ていただければ、それだけ売上が上がる可能性が高くなりますから、集客は収益向上の最短コースといえます。 集客のための広告にはいろいろな方法がありますが、どのやり方が良いのかはケースバイケース。どれくらいのコストをかけ、どれくらいの効果を望むのかによって、選ぶ手段も変わってくるでしょう。
集客力が期待できる広告にはどんな種類がある?
広告の方法はたくさんあり、それぞれに特徴があります。費用と効果との兼ね合いも重要で、高コストの広告を一度だけ打つだけよりも、安価な広告を数多く打ったほうが効果的なケースもあります。 ここでは、費用対効果を意識しながらベストな広告形態を選ぶために、どのような方法があるのかを見ていきましょう。
広範囲にアプローチするならマスメディア広告
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのマスメディアを利用した広告は、広範囲にアプローチしたい場合に効果的です。特に、テレビや雑誌の場合は、視聴者層や読者層から、対象をある程度絞り込むことができますので、年齢や趣味嗜好などのセグメントに合わせた広告を打てます。
しかし、広告費は媒体の規模によって変わります。テレビやラジオであれば視聴者数・広告時間、新聞や雑誌といった印刷物であれば、媒体の部数だけでなく、掲載ページの位置や広告枠の大きさ、カラーかモノクロかによってかなり違いが出ます。 いずれの場合も基本的に高コストですし、放送・掲載する広告の制作費も必要になりますから、かなりの出費を覚悟しなくてはなりません。
地域限定なら折込み、ポスティング
お店の近隣地区、あるいは特定エリアの住民にアプローチしたい場合に最適なのが、折込みやポスティングです。趣味嗜好には関係なく、地域という面展開の広告ですので、スーパーや整体、美容院、学習塾などの広告に適しています。
費用は単価計算で、1枚3円から5円程度ですから、小規模な店舗や中小企業でも大きな負担になりません。予算に合わせて広告を打つことができますので、使い勝手がいいでしょう。 ただし、配布する広告物を作る必要がありますので、製作費のコストが別途かかります。また、目を引くコピーや画像など、デザインによって効果が大きく左右されますから、よりスキルの高いデザイナーに依頼するなどの工夫が必要となるでしょう。
数多くの種類があるネット広告
インターネット草創期のネット広告といえば、ウェブサイトに掲載される「バナー広告」がメインでした。しかし今は、検索ワードに関連したリスティング広告がその中心となっています。 ネット広告の利点は、アクセスログを解析することで、広告効果を数値化できることです。そのため、過去の経験や憶測などに頼ることなく、数値に基づいた広告運用を行えます。 ただし、アクセスログの正確な解析は必要ですし、ある程度の期間にわたって広告を打ちながら、改善していくことも重要です。つまり、ネット広告の力を最大限に引き出すためには、それなりの解析スキルと時間が必要なのです。
DMは開封率が効果のカギ
潜在顧客と思われる人の名簿があれば、大きな力を発揮するのがDM(ダイレクトメール)です。なにしろ家庭であれオフィスであれ、狙った相手に確実に届くリーチ力は、大きなメリットです。 その一方で、「なんだ、またDMか」と、開封もされずにゴミ箱に直行という可能性もありますので、いかに開封してもらうかを工夫するのがDM成功のカギといえます。 また、製作から封入・郵送と時間がかかることや、製作費や郵送費がかかることから、配布単価が割高なのことがデメリットといえます。
高額商材に向いている電話営業
オフィスや家庭に直接電話をかける電話営業は、リアルタイムで相手を説得でき、その場で反応を得ることができますから、高額商品の売り込みには有効な方法です。 ですが、電話営業とわかったとたんに電話を切られてしまうこともありますし、断られるのは当たり前という側面もありますから、かなりのマンパワーが必要ですし、精神的な強さも必要です。 また、電話営業は最初の15秒が勝負といわれ、その15秒で何を伝えるかによって成否が大きく分かれます。そのため、この手段をとる場合は、営業トークをしっかり練っておき、その上で経験者を使うか、外部委託をすることが賢明です。
スピーディーでコスパに優れたFAXDM
広告したい相手に、直接FAXを送信するのがFAXDMです。 送信する原稿があれば、思い立ったらその日のうちに送信できますので、ほかの広告のようなタイムラグがありません。また、1件あたりの広告単価が安く、抜群のコストパフォーマンスを発揮します。しかも、送信直後から反応を得られるので、レスポンスの早さも魅力です。
とはいえ、訴求したい内容を伝えるには、効果的な原稿を作る必要があります。日本テレネットでは、お客様の要望に応じて原稿を作成する「原稿作成サービス」を提供していますので、原稿の制作が不慣れという方や時間がないという方は、ぜひご利用ください。 また、地域や業種を絞り込んだ送信先リストを、希望に応じてご利用いただくこといができます。
何度か試して、自社に合った広告を
このように、広告にはさまざまな方法があります。どの媒体にどのような広告を打てば効果的なのか、ある程度の予測はつきますが、最終的には「やってみなければわからない」という面も大いにあります。ですから、一度限りで終わるのではなく、複数回の広告を前提として媒体を選びましょう。 また、広告を打つ場合には、原稿の内容が重要です。商品やサービスの魅力を十分に伝え、それを見聞きした人が興味を持ってくれなくてはなりません。それには、広告内容をブラッシュアップしていく作業も必要になります。 このように努力を重ねながらいくつかの広告を試し、自社に合った広告手段を見つけていきましょう。