SNSを中心にウワサとなり、最近ではニュースなどでも取り上げられることが多くなった「ChatGPT」。
このコラムを読んでいる方も、さまざまな質問や雑談に答えさせてみたスクリーンショットを見たことがあるのではないでしょうか。
先日も大規模言語モデルGPT-4が発表されたり、国会での質問に使われるなどなにかと話題になっています。
今回は今まさに話題沸騰のChatGPTの始め方を紹介、そして実際に使ってみた結果をまとめていきます。
そもそもChatGPTとは何?
ChatGPTは無料で利用できる対話AI
ChatGPTは、「OpenAI(オープンAI)」という企業が開発したAIチャットサービスです。
質問をテキストで入力すると、AIがリアルな会話文を返してくれます。
会話の内容に制限もないため、学術的な話やアニメの話など何にでも対応できます。
ただしChatGPTは2021年末までの情報しか学習していないため、質問によっては回答が最新のものではない場合があります。
現在は調査プレビューの段階のため、18歳以上であれば誰でも無料登録をして利用できます。
GPT-4はAIの新バージョン
3月15日に公開された大規模言語モデル「GPT-4」は、現在ChatGPTで利用できるGPT-3.5からさらに推論性能などを進化したものです。
テキストに加えて、画像に対しても答えを返してくれます。
※GPT-4は有料版でのみ利用できます。
ChatGPTの始め方・使い方
アクセスしてアカウント開設しよう
早速ChatGPTを使ってみましょう。ChatGPTの利用にはOpenAIアカウントの開設が必要です。
まずはOpenAIの公式サイトを開いて「Try ChatGPT」、「Sign up」を選択します。
OpenAIのアカウントはメールアドレスを登録するか、GoogleまたはMicrosoftアカウントとの連携で開設することができます。
今回はメールアドレスで登録していきます。
メールアドレスを入力すると上のようなメールが届くので、「Verify email address」から登録に進んで名前と認証に使用する携帯電話番号を登録します。
その後は先程入力した携帯電話番号にSMSで届いた認証コードを入力すると、利用できるようになります。
LINEでもChatGPTが利用できます
アカウントの開設が面倒な方は、LINEから利用できる「AIチャットくん」を使ってみましょう。
友だち登録するだけで、普通のトークと同じ要領でAIチャットが楽しめます。
アカウントを作るほどではないけどChatGPTは気になる、という方は下記リンクからぜひ試してみてください。
AIチャット友達追加二次元コード:https://line.me/R/ti/p/@295aqhjz
ChatGPTを使ってみよう
OpenAIアカウントを開設、ログインするとこのような画面に移ります。
下にあるボタンが入力欄です。早速質問を打ち込んでみましょう。
質問を打ち込んで送信すると…
まるでリアルタイムで入力しているかのように答えを返してくれます。
こんな感じで答えが返ってきました。概要を理解する程度なら十分な回答ですね。
回答欄の右にあるボタンで、回答内容を評価することもできます。
答えを読んで、さらに追加の質問をすることもできます。
別の話題について質問する時は、左メニューの上にある「+New Chat」から質問しましょう。
【おまけ】ChatGPTに色々質問してみました
SNSではネタ的な質問に答えさせるスクリーンショットをよく見ますが、果たしてその実力は…?
せっかくなので、ChatGPTに色々質問してみます。
料理についてもちゃんと答えてくれました。
ではこの質問はどうでしょうか…
昔就活で流行っていたフェルミ推定で有名な問題です。
AI チャットが発達すれば、フェルミ推定という概念自体がなくなるのではないかと個人的に思っていましたが、どうやらそうでもない様子…?
数年後にはもっとAIが進化して正確な答えを出してくれるかもしれませんね。
なので、最後はこんな質問をしてみました。
明確な答えが存在しない質問にも論理的に答えてくれました。方言を話すAIはちょっと楽しみです。
このようにChatGPTは真面目な質問はもちろん、ふざけた質問にも色々返してくれるので、適当に質問するだけでも楽しめます。
AIチャットは今後ビジネスにも応用が期待できるため、今のうちからぜひ使ってみてはいかがでしょうか。