株式会社朝日カルチャーセンター 様

緊急連絡はSMSで

株式会社朝日カルチャーセンター

従業員数:
226人(男性42人、女性184人)[2023年4月1日現在]
利用サービス:
SMS一斉送信サービス「SMS HaNa」

急な予定の変更や中止を連絡する場合、皆さんはどんな方法で相手に伝えますか? 電話やメールを思い浮かべる方が多いと思いますが、実はSMS(ショートメッセージ)もとても役立ちます。今回は、全国で教養から趣味、健康に関するものなど、幅広いジャンルを「学べる」講座を展開する「朝日カルチャーセンター」の活用事例を新宿教室の石田様(写真左)と町田様(写真右)にお聞きしました。

朝日カルチャーセンター様の取り組み

50年の歴史がある学び場

― まずは、御社のお取り組みからお教えてください

当社は朝日新聞社の文化活動として、前回の東京オリンピックが開催された1964年から活動を始め、1974年に「朝日カルチャーセンター」として立ち上がりました。業界の中ではかなりの老舗ですね。

― 「カルチャーセンター」とは、どのようなことをするサービスなのでしょうか

学校では学びきれなかった深いところ、いわゆる「生涯教育」を企業としてご支援し、学びの場を提供させていただくのが仕事です。我々は朝日新聞社が母体なのですが、カルチャーセンターの運営は新聞社や放送局系がしていることが多く、新聞やテレビ・ラジオの読者、視聴者がより深い知識を学ぶ場としての位置づけとして始まったのだろうと思っています。

バリエーション豊かな講座をオンラインでも展開

― 御社ではどのような講座を開催しているのでしょうか

当社では、教養、語学、趣味、実益、健康などに関わる、多種多様な講座を幅広く運営しています。ニッチなところでいうと、サンスクリット語講座などもありますよ。

― どのような方が受講されているのですか

そうですね、年齢層も性別も幅広いのですが、時間やお金の余裕がある方が多い、ミドル層からベテラン層の方が多いですね。
ただ、今までは教室に来ていただいて実際に講座を受けるという方が多かったのですが、新型コロナの影響もあり、オンライン講座も開催実施しています。オンラインであれば場所は関係ありません。そのおかげで最近では年齢層が少し下がってきていますね。

― オンライン講座はいつごろから始めたのでしょうか

新型コロナウイルスが2020年の2月ごろから急激に流行し始めたと思いますが、もともと我々は新型コロナとは関係なくオンライン講座の実施を考えていました。開始したのは2020年5月です。リアルの講座をオンラインでも配信するという形式のものもあります。

受講者への連絡に時間も手間もかかる

ハガキや電話よりラクに届けられるSMS(ショートメッセージサービス)

― SMSはどのように活用されているのでしょうか

受講者様への緊急連絡に使っています。講座の休講や日程の変更があった場合は受講者様にハガキを送り、電話をするという業務が発生していたのですが、コストも時間も非常にかかっていました。全員にメールで一斉に連絡できればいいのですが、受講者様の中にはメールアドレスを持っていない方もいらっしゃいます。さらに、メールアドレスを間違えて申請されていると連絡は届きません。そのときはあらためて電話をすることになります。

― 電話に出ないという方もいるのでは?

そうですね、電話に出ない方には、つながるまで何回も電話をすることになります。ただ、連絡先に携帯電話番号を書かれる方が多かったので、この携帯電話番号を使ってメッセージが送れれば効率化できるのではと考えたのが、SMS(ショートメッセージ)の活用を考えたきっかけです。

手軽に一斉送信ができるSMS(ショートメッセージサービス)

新型コロナウイルスの流行前から利用を検討

- SMSの活用はいつごろから企画されていたのですか?

もともと、SMSの活用は新型コロナウイルスが流行する前から考えていました。例えば台風や雪などで社員が出社できない場合でも、休講や日程変更の案内は受講者全員に連絡しなければなりません。休講が出たとき、出社できないスタッフが多くても人海戦術にならず、効率的に送れるように、メールアドレスをお持ちでない方へも連絡できる手段として、SMSを併用して使おうと考えました。

SMS HaNaを選んだ理由

使いやすさと料金体系

- SMS HaNaを選んだ理由はなんでしょう

ひとつは使いやすさですね。テンプレートや、URLの差し込み(短縮URL)の設定が便利だと思います。契約前に営業の方から色々資料を頂いたり、試しに使ってみたりし最終的にSMS HaNaに決めました。
もうひとつは月額基本料金がかからないという点。サービスの使用は毎月あるわけではなく、休講などがあった場合突発的に発生します。そのため、使わない月に料金がかかるのはあまり望ましくなかった。SMS HaNaは必要なときに、使った分だけかかるという料金体系ですので、重要な選定ポイントになりました。

連絡がつきにくい受講者にも安心を

- SMS HaNaを導入し、効果はありましたか?

以前当社の教室が入っているビルが新型コロナの影響で一斉休業になったときには有効に使えました。緊急連絡は毎月あるものではありませんが、すぐに使えるインフラとして持っておくと安心感はありますね。他の教室でもメールでは届かなかった方にSMS(ショートメッセージ)では届いたというお話も聞いておりますので、全教室で同じ運用をするように指示をしました。

SMSの可能性

緊急連絡以外の活用方法

- 緊急連絡以外に、SMS(ショートメッセージサービス)の活用はお考えですか?

まだ実行するかどうかは決めていませんが、受講者のみなさんに開講予定のリマインダを送る、MA(マーケティングオートメーション)での活用、登録時の二段階認証などにも使えるかな、と思います。

受講者に学びの場を提供するための工夫の中で、手元にある携電話番号に着目。SMS(ショートメッセージ)をうまく活用されているという姿が印象的でした。備えあれば憂いなしですね。石田様、町田様、今回はありがとうございました。

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お客様の会社情報

会社名

朝日カルチャーセンター 様

所在地

東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル10階

代表

和田 康志

事業内容

講座運営のノウハウや講師ネットワークを生かしたイベントやセミナーの企画・運営、講師派遣

サイトURL

https://www.asahiculture.com/

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