ガスコンロの火がつかない、お湯が出ないといったトラブルがあった場合みなさんはどうしますか? 多くの方は契約しているガス会社さんへ連絡し、解決方法を教えてもらうと思います。しかしその際電話越しに「◯◯を見てください」「✕✕の番号は?」など聞かれても、よくわからず時間がかかることはありませんか? そんなとき現物を見てもらえると解決が早いのだろうけど訪問してもらうには時間が……。今回は、西部ガス株式会社 供給本部中央指令部の山下様(写真左)と下村様(写真右)にビデオ通話サービスを活用した課題解決の方法についてお聞きしました。
西部ガス株式会社 供給本部中央指令部様の業務内容
― まず西部ガス株式会社 供給本部中央指令部様(以下、中央指令部様)の業務内容についてお教えください。
西部ガスの事業内容は都市ガスの製造、供給、販売事業です。
我々が所属している中央指令部 保安指令グループでは、「ガス臭い」や「ガスが出ない」など、お客様からの通報を24時間365日受付しています。
LINX Chatを導入したきっかけ
― 今回「LINX Chat」を導入したきっかけは何でしょうか?
導入のきっかけは、当社と同じような緊急対応を行っている異業種の企業様と情報交換した際に、ビデオ通話を活用した事例を拝見し、自社でも導入してみてはと考えていたことです。ちょうどそのタイミングで日本テレネットさんの「LINX Chat」をご紹介いただき、タイミングが合い導入することにしました。
― LINX Chatの主な用途は何でしょうか?
ガス漏れなどの緊急受付の対応で迅速・確実に現場状況を把握するために使っています。電話の音声のやり取りだけでは状況の把握が難しいケースがありますので、そのような際にLINX Chatのビデオ通話を提案し、映像を見ながら現場状況を確認しています。
LINX Chatを導入した決め手は「アプリ不要」
― LINX Chatの導入を決めたポイントは何でしょうか
緊急を要する通報への対応ですので、先方がアプリをダウンロードしなくてもいいのが最大のポイントでした。
LINX Chatの導入効果
― LINX Chatを導入後、対応に変化はありましたでしょうか
緊急性がなく、本来であれば電話で解決できる案件であっても、音声だけでは状況が確認できず、出動が必要になるケースがあります。その様なケースを数十件、出動無しで解決できています。
我々はガス漏れだけでなく「ガスが出ない」という通報にも対応しているのですが、電話だけでは状況がわからないのでとりあえず見てみましょうという訪問もあります。しかしLINX Chatの導入後は訪問せずに解決できるようになりました。
とくに、営業時間に間に合わないとガスの使用を急がれている飲食店様からの問い合わせには非常に役に立っています。
LINX Chatを指令室内の取り組みとして定着化したい
― LINX Chatを他の用途で活用する予定はありますか?
他の用途ではないのですが、中央指令部では「LINX Chat」による取り組みを「LIVE0919(ライブクイック)」と呼び活動しています。当社のガス漏れ専用ホットラインの下4ケタが「0919(クイック)」ですので、こう呼んでいます。指令室内ではこの呼称で定着してきており、仕組みのスムーズな導入にも繋がりました。
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お客様からの緊急通報に「映像を見ながら対応する」ことで、お客様のトラブルを素早く解決できるLINX Chat。アプリ不要でビデオ通話ができるという特長をフルに活用いただいています。山下様、下村様、お話いただきありがとうございました。
お客様からの問い合わせへの対応に時間がかかっている、より速く、より正確に対応したいとお考えの企業様は、ぜひLINX Chatをご検討ください。