インターネットさえ繋がっていれば、場所を問わずFAXが利用できる「インターネットFAX」は、テレワークの強い味方です。「インターネットFAX」は受信したFAXを自動的にPDF形式に変換し、添付ファイルの形式で指定のメールアドレスに届きます。また、こちらからの返信もパソコンやスマホ、タブレットのブラウザからログインし、ファイルと宛先を指定するだけ。送信のためにコンビニに毎回走ることもなくなります。
「インターネットFAX」は、受信したFAXを印刷せず自動的に画像ファイルに変換してくれるサービスです。
紙で印刷されず、最初からPDFなどの形式で保存されるため、導入した直後からFAXの紙がなくなります。
また、受信番号をキーに設定すれば、必要なFAXとそうでないFAXの自動仕分けも可能になり、ペーパーレス化と業務の効率化が同時に実現します。
注文書・発注書などのFAX送信の効率アップには「自動帳票FAXサービス」が便利です 。利用中の基幹システムと連携し、インターネットを経由してサービスに送信データを送れるだけで、自動FAX発注が可能になります。また、送信ログの確認や再送信などの作業もサービス側の管理画面から行えるので、電子発注と変わらない運用ができます。
コンサル業を営むA社は、業務改革の一環として社員全員のテレワークを指示。社員は自宅での業務が始まった。しかし、事務所に届く顧客からのFAXを確認するために、ローテーションを組み、毎日ひとり出社する運用が必要に。また、出社している社員への電話連絡も増え、テレワーク化へ大きな課題となっていた。
月間500件の受信
1日10回のスキャン
1日10回のメール送信
①連絡先FAX番号をMOVFAXに変更
②複合機に届くFAXをMOVFAXへ転送
③「MOVFAX」のメール転送機能使い、自宅のパソコンやスマホで確認できるように。
商品の発注システムのリプレイスを行う際に、FAX発注からメール発注に切り替えたものの、一部の発注先ではFAXでしか受付できないため、都度発注書を印刷し、複合機から送信していた。
1日10回、月間200回のFAX送信作業が発生。
誤送信を防ぐために送信は2名体制で実施。
それでも誤送信のリスクは0にはならない
AUTO帳票EX(イメージタイプ)を採用。FAXが必要な発注先への送信先をAUTO帳票EXの受付メールアドレスに変更し、AUTO帳票EXからFAXを送信するようにマスタデータを変更。
お客様からの注文書を電子化するために、複合機で受信したFAXのペーパーレス化を実施したものの、受注入力は手作業。紙で行っていた作業より時間がかかり、効率化はできなかった。
また、ピーク時通話中に鳴ることも多く、クレームになることも。
・月間10,000件の受信
・1日500回の振分・入力作業
・1日500回の確認作業
・受注FAXの処理にスタッフ6人
・FAX機3台(6回線)で受信
・月間約833時間の社内対応
ピーク時通話中となることが多かった受注専用FAX番号を「MOVFAX」に変更。受信したFAXはAI OCR「MOVFAX AI」で自動的にテキスト化され、受注担当者は入力結果の確認だけで済むようになった。